投稿日:2004/04/13(Tue) 09:53 No.47
◇10日(土)飯田工業戦
飯田 050 402 0 11
工業 000 030 0 3
この試合は相手校のレベルもあり、7回コールドゲームで勝ちました。
相手校投手はエースであり、長身を利した速球主体の投球で、調子が良けれ
ば打ちにくい投手でありますが、相手校の守備の乱れもあり、走攻守の実力差
が出た試合となりました。
◇11日(日)飯田長姫戦
飯田 100 000 010 2
長姫 300 000 01× 4
この試合は結果して負けた訳ですが、春先以来の試合における修正点が徐々
に明確になって来た点が、大きな収穫と言って良いのではないでしょうか?
その最大の点はまず「守備力」
杉浦君が登板し、ショートの田中君が1塁へ入ったため、内野全体の
リズムが悪くエラーを重ね、又慣れない1塁守備への不安が噴出した
形となってしまいました。
普段の学校の練習では特に問題もなくシートノックを受け、きちんと
処理しているボールや場面で、試合になると何故エラーをし、悪送球
をし、完全捕球ができないのだろうか?
相手のそんなに絶妙とも思えないセーフティバンドを普通に守備した
のに、何故内野安打になってしまうのだろうか?
①試合を想定したノックを受けていない。
②「試合感」がない。
③グラウンドが違う。
④守備位置が悪い。
何れにしろ理由はそんなに多くない!
4回裏の守備で2~3塁間の挟殺プレー時にバッターランナーに2塁
を奪われてしまうプレーや、6回裏の守備で相手バントを1塁ランナ
ーを2塁で刺せない守備等々精度を上げて欲しいプレーが散見された
今春の試合の特長でもあるが、投手のコントロールに一抹の不安があ
るため、内野守備のエラーが、即失点に結びつくケースが多くエラー
した野手を救えない状況を作り出している場面が多く見られます。
守備は毎日の練習で必ず修正できますし、監督の日々のノックの一球
一球を今以上に大切にして練習して欲しいと願わざるを得ません。
次は「走力」
1塁まで一生懸命走る点は多いに評価できるものの、盗塁死が多いの
はスタンドで応援している者にとって「あああ~ア…」という事に他
ならない。盗塁こそ走力2割、術8割の世界であることを肝に命じ、
ベンチ内にいるときから投手の癖を盗み、タイミングを計り自分が盗
塁するつもりで望んでいて欲しい。
又、2塁からワンヒットで得点できないケースが散見され、ランナー
リードやコーチにも、リーグ戦ならではの「失敗への挑戦」を試して
欲しいもの。
次は「打撃」
打撃は水物といわれている様に、一試合一試合で相手投手との出来も
あり評価は難しいものの、長姫戦に関して言えば、あのレベルなら
「もう少し点を取ってよ!」という事になろうかと思います。
相手投手は特に後半、直球も伸びを欠き始め、コントロールも乱れ、
ボールへの成り方の多くが「低めはずれ」であり、組み立ても7割が
直球で変化球も入らない!という状況の中では、狙い打ち・ウエイテ
ィング・選球・立つ位置等々をもう少し工夫して、個々人が線になる
意識が必要だったのかも知れません。
次に「犠打」
以前にも犠打(バント)については述べたので簡単に留めるが、酷な
事を言えば、5回表の左バッターのセイフティーバントも決して悪く
はないが、初球をピッチャー正面バントではいただけない。初球なら
なおさらファールになっても良いくらいのライン寄りへのバントをす
べきだし、スクイズを外された場面でのバットは、ボールまで届いて
いた事を考えると最低当ててファールにして欲しかった。
普通のバント失敗については論外!
まあ、リーグ戦初対決であり「次の試合には同じ繰り返しはしない」と思い
ますが…
この試合、リーグ戦首位のチームで、負けておいて言うのもおこがましいけ
れど、相手はエースで10割のスタメンということを考えれば、やはり飯田高
校の方が全体的なレベルは高いのかな!と感じざるを得ない試合でした。
杉浦君の投球は角度もあり、特に後半素晴らしかったのは変化球=遅い(落
ちる)スライダーでした。ほぼ同じ投げ方で、直球とスライダーを投げる事が
出来ており、相手は杉浦君の投げた後の1m位までの球の軌道は直球に見えて
しまう変化球は非常に有効でした。
打たれた球は、狙い打たれであり、その球種は真ん中と外角直球がほとんど
であった事を考えると、捕手を含めた配球に問題があり、今後の反省点かと思
います。
捕手の関島君の送球(肩の強さ)も現在の飯伊地区では傑出しており、今後
も盗塁阻止に向け送球のスピードアップを図って欲しいものです。
全体的に打撃については波はあるものの「センター返し」の徹底が伺われ、
右中間の長打やライナーのセンター左右のヒットも期待できる状況が見え始め
ています。
ホームラン打者がいない打線であるが故に、繰り返し望む「打の線」に大き
な期待をするところです。
今月16日(金)には春季北信越長野県大会南信予選の抽選会が行われます。
ご存じだと思いますが、最上級生の公式戦は3つあり(①秋季北信越②春季
北信越③夏の甲子園)、もう二つ目の公式戦となります。
昨秋の北信越予選から今まで、苦しくも長い冬場の練習を積んできた指導者
や班員諸君の努力と保護者・関係者各位の期待を思う時、願わくば29日から
始まる組み合わせにて代表決定戦までのくじ運が良いことを祈らずにはいられ
ません。
今回の北信越大会は29日から南信大会(諏訪湖ST・飯田県営)、5月14
日(土)から県大会(松本市営)、6月4日から北信越大会(富山県)へと続
きます。
飯田高校は、どこまで上記当該日に練習試合を組んでいないのだろうか?
29日まで、残りのリーグ戦と練習試合は勝ち負けにこだわらず、いろんな
事を思い切り試し、指導者・選手の意識を高め、この大会にベストコンディシ
ョンで臨んでもらう事を切に希望して、リーグ戦3週目の勝手な観戦記としま
す。
長々と書き綴りましたが、ひとえに飯田高校の野球班が好きであるための勝
手な観戦記ですのでお許し下さい!
頑張れ飯田高校!
投稿日:2004/04/05(Mon) 09:22 No.46
4月3日対阿智高校戦初勝利…延長11回6対5サヨナラ勝ち!
一見、良さそうな見出しではあるが、御世辞にもほめられた内容とは言え
ない試合であった。
その原因としては
①エラーの多さ
②犠打の失敗
③試合感のなさ
につきるのではないでしょうか?
①エラーについては、仕方がないものもあるし、そんなに影響のない場合
もあるが、「普通にやっていれば捕球できる」状態でのエラーや初回の
試合が始まった直後の大切な場面でのエラーについては、選手交代があ
っても当然なのではないだろうか?
②犠打の失敗の多さについても、目を覆うばかりの状態であった。
監督のゲーム運びの中に「バント」の占める役割は決して小さくない。
前週の試合では、中軸バッターにもスクイズを命ずる程、状況によって
犠打は飯田高校の得点源の重要な一つであることは間違いないところで
猛練習の一語のつきる。
③試合感については仕方がないところかもしれないし、これからつけてゆ
く部分があるので多くは言えないものの、ランナーのいるときの守備、
盗塁、スクイズ、バント等々精度を上げて欲しいもの。
阿智の木下投手は本来での投球ではなかったものの、随所に切れのある
内角球を投げていましたが、飯田の徹底的に「センター返し」を心がけた
打撃は大いにほめて良いのではないでしょうか?
1番の田中、6番の北原君達のセンター返しや、最後の代打でサヨナラ
ヒットを放った中平君も印象的でした。
また、4番の関島君も大事な場面で、ライトへ儀飛を放つなど4番を印象
つけた打席でした。
阿智の木下君から6得点…この試合における打撃は大いに評価できる内容
であり、昨秋の飯伊トーナメント戦からの成長を感じさせるものとなりまし
た。
ベンチの声も出ていましたし、何よりも結果がサヨナラ勝ちということも
あり、反省材料は前述の通りあるものの、「ナイスゲーム!!」と言ってよ
いと思います。
次週も頑張れ!!
投稿日:2004/03/29(Mon) 10:25 No.45
長かった冬の練習を重ね、待望の春が訪れました。
飯伊のリーグ戦が開幕しましたが、何と飯田高校は連敗スタートとなって
しまいました。
飯田高校関係者の間では、今年のチームは密かに期待が大きいだけに、
残念な結果となりました。
リーグ戦が始まる前の練習試合でも、全体的には良い仕上がりであり、
投打のバランスもとれていたのですが…
両試合とも、
①ワンチャンスをものにされた
②ヒットは出るものの、つながらず打線とならない
③積極的な攻撃策が実を結ばない
④ゲーム感がまだない
⑤投手は、そこそこ投げているものの結果的に大事な場面で痛打された
(カウントを取りに行く球、カウントが悪くなってからの球等)
⑥相手の投手は何れも左投手(きっと偶然かと思いますが…)
そんなかんなの感想でした。
練習試合でも一方的なケースが多く、大味な試合が多かったような気がしますので、両試合とも1点がとても重たい試合運びとなり、いい経験だったのかもしれません。
恐らく、部長・監督さん以下関係者の皆さんは、このリーグ戦は一つのステップで、当面の標準は「春の北信越予選」という事かと思いますし、それまでには、何試合もありますので、勝ち負けにこだわらず、試合感を早くつけて、
修正すべき所はきちんと修正し、来月29日からの北信越予選のために練習し
ていただきたいとおもいます。
いい季節になりました … 今宮は来週にも桜が咲くかもしれません。
応援に行きましょう!
14日、飯田高校グランドで今シーズン最初の練習試合がありました。
結果は、13-5、18-2 と快勝でした (^_^)v
当然、課題も多くあったと思いますが、夏が期待出来る、良いスタートがきれたんではないでしょうか。
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Re: 練習試合結果 遠くの関係者! - 2004/03/22(Mon) 15:52 No.44
14日の田川高校戦は、相手投手との兼ね合いもありますが、主軸の好調な
打撃と、第1試合9奪三振、第2試合10奪三振と投手も期待を膨らませる内容でした。
20日の箕輪工業戦も、上位・下位隔てなく好球必打で盗塁・スクイズといった多彩な攻撃が展開され、救援投手陣の乱れにより、若干しまりのない部分
も出ましたが連勝しました。
翌日21日は、今春センバツ甲子園の岐阜県21世紀枠候補校「多治見高校」と対戦がくまれていたため、先発は3回で交代しましたが、こういった高校と対戦できることは、気持ちの面でとてもいい経験になると思いますが、結果はどうだったのでしょうか?
総体的には、昨年からの勢いで打撃陣は好調を維持しており、並の投手なら
十分に打ち崩せる打線なのではないでしょうか?
先発投手陣は、春先で投げ込み不足もあるのか、リリースポイントがバラバラで若干の力みも見られますが、それでも押さえつけれてしまうのは、両先発とも、急速のある角度のあるボールを投げ込めている地力なのでしょうか?
まだまだ成長の余地は十分にあります!
みなさんどうかご注目・応援をお願いします!!
2004年度 春のリーグ戦の日程が決まりました。”野球部近況”を見てください。。←--------削除しました。m(_ _)m
3月14日には、飯田高校グランドで中信地区のチームと練習試合の予定があるみたいです。
甲子園へのスタートです!!
新年、おめでとうございます。
2004年が始まりました。夏の甲子園予選まであとたった7ヶ月です(^_^)
今年のチームは期待できます!!
練習に、試合に、大勢のOBがグランドで顔を合わせられたらいいなと思います。
残すところ、あと4日。
今年も残念ながら目標は達成できませんでしたが(T_T)、来年こそは、みんなの大きな夢が叶うことを祈って・・。
みなさん、よいお年を!!
飯伊秋季大会決勝戦が11月8日に行われ、飯田高校は阿智高校を8-0(7回コールド)1安打完封で下し、みごと優勝しました!!
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寸評 遠くの関係者! - 2003/11/13(Thu) 16:33 No.39
従前、リーグ戦だったこの大会も数年前からトーナメント方式(順位決定戦)になり、今季は日程の都合上、どのチームも11月1・2・3日の3連戦となりました。
この時期に3連戦が良いのか…という意見は別にして、各チームとも3連戦
ゆえに、投手力(エースと控え)を主体とする総合力が発揮されるトーナメント戦になりました。
どのチーム(阿智を除く)も、エースの連投はありませんでしたし(監督が
今の時期無理をさせない?)、2番手3番手投手の層の厚さが推し量れた結果ともなりました。
そういった意味で飯田高校は現時点において、投手力と攻撃力が飯伊地区では優位に立っていることは間違いないところかと思います。
しかし、雨天延期となった3日の阿智戦での6回までの打撃については、相手左投手の伸びのある内角速球に、手も足も出なかった点を考えると、打線は水物と言う感じがしてなりませんし、四球・死球・セイフティバンド・ウェイティング等々、打てない時・相手投手の良い時の得点までの戦術に対する技術の習得といった面を強化してほしいと思います。
これから冬場の地道な練習が待っていますが、この時期にこそ伸びる要素が
あると言うことを肝に銘じ、勉学とともに大いに頑張ってほしいと願わずに入られません。
頑張れ飯田高校野球班!
飯伊の雄から、来春は長野県の雄へ!
2003年度 飯伊高校野球秋季大会の日程が決まりました。
組み合わせ表は野球部近況にあります。←--------削除しました。m(_ _)m
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Re: 秋季大会組み合わせ決定 Gfan k29 - 2003/11/04(Tue) 18:26 No.37
秋季大会結果
初戦の下伊那農業、2回戦の長姫高校に順当に勝利し、3日午後から決勝戦がありました。対戦相手は、田中監督(高16回)率いる阿智高校でした。
初回から、やや押され気味の展開で、7回表に飯田のミスから3点を失いましたが、雨がかなり強くなり、結局ノーゲーム、再試合になりました。
再試合は、11月8日(土)9:00から飯田県営球場です。
9月7日上伊那農業戦を観戦しましたが、残念ながら7対3で破れてしまいました。
直接的な敗因は2つでした。
①北原投手のコントロール
②大切なところでの守備力
北原君も肩に違和感があったようですが、「1番」を背負っていることや
昨日、杉浦君が7回完投していることもあって、北原投手と心中のつもりで
佐々木監督は最後まで見守っておられたのではないでしょうか?
きちんとした投球できた時のボールの速さは、現時点では南信の他校の投手に比してもかなりのレベルにあることは間違いないし、ましてや1年生ですから、下半身を鍛えて、「コントロールの悪さからボールを置きに来る投球」が無くなり、腕が振り切れる投球が出来ることを来春までに大いに期待しています。
もう一点、4回の4点のきっかけとなった守備も、厳しい言い方ですが普通の守備をしていれば3アウトとなっていたところでもあり、きちんと正面へ入り捕球!という基本に徹し練習してほしいと思います。
毎回、ほとんど塁上にランナーが居たため、守備と攻撃のリズムが悪く、アドバンテージをとれないままに終わってしまった試合でしたが、新チームでの
今までが順調すぎたきらいもあり、こういった試合から学ぶべき所は多く、今後に期待してやみません。
ネット裏には宮下元監督夫婦他300人ほどのOB・関係者が陣取り、名古屋からも熱心な先輩が暑い声援を贈っていました。
「また春に頑張れよ~オ!」
余談:初めて駒ヶ根アルプス球場に入場しましたが、禁煙という
場内放送にも係わらず、吸い殻入れの缶をおいてゆく
係員。
30度を超えた晴天の時、水っけや自動販売機の一切
ない球場(もちろん近隣にも無し)。
トイレに行くのに、わざわざ外出券をもらって球場の
外へ出て用事を足すという不思議なトイレの配置。
今時の新築球場には珍しい、入れ替え式(手書き)の
スコアボード!。
上農左投手が1・2塁で、軸足を外さずに1塁へ偽投
しても、ボークを取らない審判員と文句を言わないベ
ンチ。
こんな球場2度と来るもんか~ア!!