いよいよ明日は今年の甲子園決勝戦ですね。
高校野球の年間スケジュールを眺めてみると、春夏秋の公式戦の合間は2ヶ月に足りません。そんな短い日数での鍛錬で公式戦に臨んでいるとすれば「しっかり練習したから勝てるぞ」といえるチーム状態になっているとは思えない。
嘗ての話、昭和33年3月から夏の大会までの短い期間に県大会決勝戦まで進出を実現したのは指導力の確かな監督だった木村頌一監督でした。そのとき母校チームは卓抜のエースピッチャー加藤哲と粒ぞろいのチームメイトで構成されていたから、短時間の練成強化が成功したのでしょう。
指導力に乏しい無名の先輩監督がどんなに熱心であっても公式戦間の少ない日数で他校を上回る練成成果が身に付かないことは何十年もの実績が話しかけてくれます。
[遠くの関係者]の熱心なレポートにはいつも感心しますが「期待ばかり」のレポート内容には失望するばかり。
母校の監督が、生徒が、この掲示板を見て発奮するか、憤慨するか、何とも思わないか、こういうことについて数多くいる筈の野球部OBの諸君が無言であることに、物足りなさを感じたりしております。この掲示板を通して[まじめな討論会]を試みようではありませんか。
目新しい大会が開催されます。
従来、秋季北信越地区高等学校野球長野県大会は南信予選を皮切りに、立秋も過ぎ暑さ収まり始める9月初旬に開催されていました。
ところが、今回新たに予備戦(シード決め戦)がこの猛暑の中開催されます。
ご存じの通り秋季北信越野球大会は、来春の春の甲子園につずる大会であり、当然のことながら公式試合の位置付けですが
、従来の反省の中で、1~2年生の新チームで実力のわからない者同士もう少し言えば実力校同士が予選の一回戦に対戦してしまい、結果して南信代表の弱体化といった結果を招いているのではないか? (・・・どの地区でも同じようなことが言えますが)といった点を少しでも防ぐために、今回のように南信予選の前に予備戦を行うこととした経緯にありそうです。
このシード自体は、夏の甲子園予選長野県大会にもありますし、従来の春季北信越大会でもありましたが、昨年秋の大会の結果を参考にしたり、直近のチーム状態で戦ってのシードとは程遠かったため、新たに企画された大会となっているようです。
いずれにしろ、飯田高校は8月7日(土)10:00から今宮球場において赤穂高校と初戦を戦い、勝てば翌日伊那弥生が丘と松川高校において10:00より対戦。勝てば8月10日(火)今宮球場において、飯田風越・飯田工業・阿智の勝ち上がりと対戦し、勝てば9月4日(土)から開催されます北信越大会南進予選のシード校となって戦います。
新チーム作りとすれば、夏の大会が終わった翌日からスタートしているとは思いますが、従来よりより早い試合形式を意識したチーム作りが求められているものと推測します。
まあ予備戦に負けたって従来と同じ日程に戻っただけ・・・という考え方もありますが!!!
まだ新チームを試合形式で見たことがないので多くは言えませんが、数日車を止めて練習風景を見渡しますと、「くそ暑い中」下半身ユニフォームが汗で濡れ、砂埃を吸収し真っ黒になりながら基本練習を一生懸命繰り返していました。
飯田高校野球班の活躍に期待します。
「もしドラ」の書名は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネージメント」を読んだら』(ダイヤモンド社版)、既に15刷大変な売れ行きを記録した本です。
因みにドラッカーは経営・組織論の権威です。
反論投稿者の「生意気なようですが・・・・」から始まり「現場で汗を流す人間は・・・・判りきったこと」で締めている考え方は「これまで続けてきたことは絶対であって、他に方法は無いんだ」という「驕り」ではないでしょうか。生徒たちへ問題提起も思考過程も教えようとしない指導者の「欠陥」ともいえる、と敢えて申して置きましょう。
今更に「悔しい思いを容認すること」に気付くOBではなく、「そんなにしてまでも勝たなくておいいら」という伊那谷の風土の中では「それが当然」と罷り通っていることを承知しているOBの一人です。
[卒業生=OB]でしょ。こちらは実名です。お会いしてお話のできる機会を待っております。
私の7/12,00:20投稿文へ反論ありがとう。もう一度注意深く読み直してください。「もどかしいおもいを繰り返させられる」ことを嘆いているのですよ。
「我々グランドで汗した者は・・・・」という自負心は結構でしょう。「汗した俺たちにしか判らないことだ」という表現は
閉鎖されている大相撲の世界を髣髴させられますねー。
残念なことに、伊那谷の風土の中で育った少年たちは「悔しい思いが容認されてきた」から「一所懸命だけではダメだ」というビジネス社会の「成果を大事にする」考え方を理解できず、「勝てなかった悔しさ」の原因を解明しようとせず、後輩へ受け継ごうとしていない。
去年から高校野球とドラッカーに関心を持つ人たちの注目を浴びた「もしドラ」(本屋での略称です)というドラッカー思考の野球小説にも登場している「努力だけではダメだと思うの」という女子マネージャーの姿を借りたドラッカー研究者の言が、弱い都立高校野球部員を奮起させるサクセスストーリーをお読みになりましたか。つづく。
「初戦惜敗」の戦況報告を拝見しました。
7/13上田行きの打ち合わせを明朝予定しておりましたので助かりました。
須坂東の戦績を聞いておりましたから、「手強い相手」が予想でした。試合短評を拝見して善戦した様子が伺えました。
敗戦直後だから述べられる感想を一言、投稿します。
教育界では「一所懸命の結果だからそれでよし」という評価(諦め)をしますが、それはビジネス社会とは異なる評価だから、ビジネス社会の経験者である多くのOBは「一所懸命だけではダメなのに」と毎年もどかしい思いを繰り返させられることになります。
相手チームより1点多く取れば勝つのですから1点を取られない試合運びのできるチームを作る練習方法に、1点を無駄なく取る試合運びのできる練習方法に、そういう練習方法を創造することに、目を向けないと、毎年同じ結果に悔しい思いを容認することになる。どうしたら これに気付くのだろうか・・・・持論です。
弱い母校野球部を甲子園へドリーマー・松本敬司(横浜市在住・高2回卒)
Re: 7/11の試合結果速報に感謝。我々グランドに汗した者は「社会の経験者であるOB」の満足のために、日々苦しかった練習していた訳ではない。
自分のために、チームのために、悔いないために・・・
生意気なようですが残念なことに昨今の高校野球は、練習の工夫やモチベーション向上だけで夢かなう世界ではないことは、現場で汗を流す人間なら悲しいかなわかりきったことです。
「悔しい思いを容認すること」これに気付くことがOBなのではないか・・・
卒業生OB 2010/07/12(Mon) 17:04 No.266
本日、諏訪湖スタジアムにおいて夏の予選(対須坂東)が行われた。
飯 田 101 000 000 2
須坂東 010 000 011X 3
1回表、1番久保田がいきなりライトオーバーの三塁打を放ち、三番打者のとき相手のパスボールエラーにて先取点。
2回裏、一死から6番打者に四球後バンドにて2塁、8番打者にセンター前のポテンヒットを打たれ同点。
3回表、一死後1番久保田が今回はレフトオーバーの2塁打を放ち、2番のヒットで1点追加。
以後、走者が塁上に出るもタイムリーが奪えず、重苦しい試合展開。
8回裏、1番四球、2番バント、3番三遊間のヒット性のゴロを3塁手が好捕し二死となったものの、4番にレフと前ヒットを打たれ同点。
9回裏、二死後9番打者の強い難しいバウンドの三塁ゴロを胸に当てて落とすもヒット、パスボールで二進後1番打者にレフト横にヒットを打たれ逆転負け。
・・・残念ながら初戦突破はならなかった。
今年のチームを象徴する戦いとなった。
チーム一丸となって打てない者は打てないなりに選球やバントヒットや逆方向を狙い、打つべき人はうち、打てない人は犠打を狙い、今年の飯田高校の特徴を精一杯発揮した試合でした。
試合が伯仲していたため代打や守備での交代がなく、出場できない3年生もあったことと思いますが、持ち場持ち場を一生懸命勤めていた姿は、チームプレーとしてとても大切であり賞賛に値します。
ピンクの服で揃えた保護者の皆さんも、残念な試合結果ではありましたが、たくさんの皆さんが一生懸命応援をされ、班員、ご子息の一生懸命なプレーに拍手を送っていました。
班員諸君、関係者各位大変ご苦労様でした。
白球 追い駆ける夏(7/6信濃毎日新聞)
「速球対応 打線勝負強さ」
3年生部員は6人。守備練習に加え、速球にも対応する打撃練習に力を入れており、下級生も安定感を増している。佐々木監督は「2、3年生の歯車が合っているチーム」と評価する。
昨秋から先発を務める右上手の片桐幹は変化球でコーナーを突く軟投派。投げ込みの成果で制球力がアップした。リリーフを担う左腕の三好、右サイドスローの中村の踏ん張りに期待がかかる。
つなぐのが持ち味の打撃は調子が上向き。久保田や片桐幹を軸に、犠打やエンドランを絡めて得点を狙う。「打線に勝負強さが出てきた」と佐々木監督。1点の工房を粘り強く制して1勝を目指す。
久保田主将
どんな展開でも粘り強く戦う。チャンスに強い精神力をを見失わず一戦ずつ勝ち上がりたい。
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なんと的確なチーム分析であろうか!!
おそらく監督、関係者に戦力分析等の取材があるものと推測いたしますが、今年のチームをきっちり評価して選評していてくれます。
そして今年のチームにも言えることは、まじめに一生懸命取り組んでいる姿が印象的です。
11日には諏訪湖スタジアムで「須坂東」と1回戦を戦うことなっています。相手の戦力分析も大切ですが、今となって最も大切なのは「怪我をしないで体調を整えモチベーションの高揚」かと思います。
悔いのない戦いを期待しています。
今年のチームスローガンは「一球入魂 Change my mind」です。
第122回春季北信越高校野球県大会地区予選が始まりました。
飯田高校は29日に1回戦を行い、阿南高校に6-5で勝利!
2回戦は、5月2日(日)9:00から飯田県営球場で岡谷東高校との対戦です。
Re: 春季北信越高校野球それでこの後はどうだったのですか? この1勝はまぐれ勝ちだったのではありませんか。
トーナメントには不戦一勝とうんと弱いチームに勝つ一勝で実力ではなく組み合わせの妙で2勝できる可能性がありますから、どんな弱いチームでも3回戦進出は何でもないことなのです。
岡谷東高校の監督は飯田高校43回卒の後輩の筈です。対戦の感想を聞いてみたいものですね。松本敬司(高2回卒・78歳) 2010/05/26(Wed) 22:20 No.262
HPアクセス総回数3369の中の2006年以来数回程度のアクセッサーですが、少しモノ申したくなりました。折角のHP・掲示板に飯田高校OBから全く投稿が無いことをどのように考えたらよいのか、考えていても進化はないと。
多数の飯田高校同窓生が毎年母校野球部の戦績を気にしていることは確かなことですが、毎年失望していることも確かなことです。 私もその一人として、もどかしく思ってきました。そんなことから辛口の投稿を始めてみようと思い立ちち、質問から始めることにしました。
学校へも野球部員の生徒へも直接質問するルートが閉ざされていることが判りましたので、野球部OB会へお尋ねします。
「飯田高校野球部の生徒諸君の甲子園出場願望について野球部OB会はどの程度認識していますか?」
また球春が到来した。
小手試しの2010年度飯伊リーグ戦も1勝6敗と振るわなかったが、試合になった試合もあればつまらないミスや投手の不出来により試合にならないこともあり、この時期は出入りのある試合になりがちで仕方ない部分もあります。
勝つに越したことはありませんが、勝ち負けのみに拘らず、春の北信越を控えたこの時期、夏に向けたチーム作りと課題をもって実のある練習試合を重ねてほしいもの…
先日(4/18)変則ダブルの試合があり、寸評を報告します。
対戦相手は「穂高商業」「駒ケ根工業」でした。
1勝1分でした。
今年のチームも若干非力な面は否めず、投手も4人ほど登板しましたが、力でねじ伏せるタイプは少なく打たせて取る技巧派が多くなっており、守備陣の守りようによって試合になったり壊れてもしまうパターンとなります。
しかしながら18日穂商と駒工との試合では、実力的に大きな開きがないこともあり、大変にいい試合となりました。
・守備が比較的エラーが少ない。
・きわどい外野飛球を積極的に捕球に行っている。
・一生懸命振っている。
・当たる当たらないは別にして初球からスイングしている。
・捕手の肩が比較的あり、盗塁が微妙なタイミングとなっている。
・できるできないは別にして考えてやっている。
20日には北信越予選南信大会の抽選が行われ、公式戦が4月29~9日まで行われます。
チームとしての鍛錬をしっかり積み予選に向かってください。